この界隈でマガジンと言えば!ミュージック・マガジンです。
この間80年代のマガジンを読む機会があって。
もう、悶絶しちゃいました。
まず冒頭数ページを飾る各レコード会社の広告。
ちょっと落ち込んだときには、これだけ読んでも元気になれると思う。
破壊力抜群の珍コピーが百花繚乱で、イケイケなんですよ!
証拠写真撮るの忘れたのが悔やまれます。
バカにしてると思われると誤解でして、
私、ほんと凄いと思ってるんです。
読み手に与えるインパクトが半端ないというか。
あと、当時のマガジンはほんとにカルチャーマガジンだったんだなあと。
一冊を隅から隅まで読み切る時間がなかったのが残念です。
もっとちゃんと読みたかった!
連載とかも結構ユルいんだけど面白くて。
書店に待機してマガジンを購入した人にその場でインタビューなんてのもありました。
収入とかまで聞いてて、
でインタビューされた人もちゃんと答えてるあたりが時代のおおらかさを感じてシビれました。
私が読んだとこは和モノが多かったんですが、
チェッカーズの特集がありました。
いとこが追っかけやってまして、
部屋に入るとフミヤの卒業写真をモロ遺影サイズに引き伸ばしたものが飾られてたっけ(遠い目)。
あとメローイエローのデカイ看板もあったような気が。
当時のチェッカーズもいろいろ考えてたんだなあとインタビュー読んで感慨深かったです。
あと、2ページ見開きの「これがヒットだ!」でまるまる少年隊の仮面舞踏会について書いてあったのも面白かったです。
とにかく、全体を覆う能天気なパワーとおおらかさが堪らない魅力です。
70年代のも是非読んでみたい!
過去のクロスレビューまとめた本読んで「こりゃおもしろいや」と思ってたんですが、
さすがに本誌もすごいですね。
むむむ。。。上司が結構持ってるらしいので、貸してもらえるかお願いしてみます。
さる7月25日にハンプトン・ホウズの「スパニッシュ・ステップス+5」が発売されました。
只今絶賛発売中!です。
このアルバムには「ソノーラ」っていう曲が入ってるんですが、
この曲・・・・・・妙に、妙に、好みなんですよね。
一回聞いただけで歌えるし、なんか鼻歌したくなるメロディーなんです。
日本人のDNAを刺激する哀愁メロディーというか。
この曲作ったハンプトン・ホウズ、凄いなって思いました。
ほんと、未聴の方は是非聴いてもらいたいです。
ベサメ・ムーチョとかも同じ匂いがします。
個人的好き嫌いの前に、抵抗出来ない魅力とでもいうのか聴いたら絶対鼻歌でてしまう。
ベサメー、ベサメ・ムーチョー
これもやっぱりDNA系ではないかと。
ちょいと前のことになりますが、
サバービアの橋本さん監修・選曲のホセ・フェリシアーノ・コンピが発売されたんです。
で、聴いてたら一曲、やたら気になる曲がありまして。
「ケ・サラ」って曲です。
もう、聴いた瞬間に、頭の中で谷川新司と堀内孝雄と加山雄三が肩を組んで登場するような(もちろん舞台は24時間的テレビのフィナーレ)勢いなんですよ。
上司にこの曲のこと聞いたらあっさりと「昔日本でヒットした」と。
これも間違いなくDNA系ではないかと推測してるんです。
24時間テレビのイメージは多分サライと語感が似てるからだと思うんですが、
ほんと、歌ってても違和感ないにちがいない。つーか、歌ってもらいたい!
いやそれで、日本語の歌詞もあるんじゃないかと思ったらばっちりあるじゃないですか。
これが結構シリアスな歌詞なんですよ。
いくつかのバージョンがあるっぽいんですが、学生運動の時に歌われてたりもしたとか。
意外なとこでは自由の森学園がこの歌を校歌みたいな感じで歌ってるらしいです。
西城秀樹バージョンもあるらしいので聴いてみたいのですが、ネットでは見つかりませんでした。残念。