ジャズ批評のジャズオーディオ・ディスク大賞の号が発売になったので買ってきました!
今年も何かの賞に何かが入ったりしたらいいなあ・・・と切に願ってはいたのですが・・・
なんと!
ダイアナがヴォーカル部門で銀賞!!
そして、
ブロッサムがLost&Found賞受賞!!
しておりました(;_;)!
ダイアナは去年に続いて2年連続の銀賞で、なおかつフェリシダージも7位に入賞してました。
選んでくださった方々、本当に有難うございます。
賞のところ以外の、いろんなお店の方や、評論家の方の2011年推薦盤コーナーでもダイアナはじめミューザックのCDを挙げてくださる方がいて、本当に有難いことだと思いました。
これを励みにまた今年も頑張っていきます(;_;)!
今日の朝、とても悲しいメールが届いていました。
ホルスト・ウェーバーが亡くなったそうです。
ホルストはドイツのジャズ・レーベルenjaの創立者/プロデューサーなのですが、ミューザックは、ミューザックがスタートしたときから一緒にお仕事させてもらいました。
私は一度しかホルストに会ったことはありません。
確か5・6年前?新宿のDugで、彼に何かを渡しに行ったんだと思います。
何だか大きな人で、ちょっと気難しそうで、ちゃんとこちらの意図が通じてたんだろうか・・・と不安な気持ちで早々にその場を後にしたのを覚えています。
ホルストとのやり取りは大抵がファックスで、その次がお手紙。メールは使っていないと聞いています。山にこもって釣りしているらしいし、ファックスの文面の雰囲気でもなんとなく気が短かそうで、頑固そうだなあと思っていました。
でも、私の中で彼に対するイメージが変わったのがこのシール。
数年前のクリスマスカードだったか、お手紙だったか?
とにかく向こうから届いた封筒に貼ってあったものです。
あの気難しそうな(私の勝手なイメージ)ホルストがこのシールを封筒に貼ってる姿を想像するとなんか不思議な気分です。
お孫さんがいたのか私はよく知らないのですが、
もしかしたらお孫さんの書いた絵をシールにしたのかな?とか。
なんとなく取っておきたい気持ちになって、切り取って事務所の壁に貼ってました。
体調が良くないという話は聞いていましたが、
まさかこんなに早く・・・と信じられない気持です。
天田透さんのデビュー作、ホルストの最後のプロデュース作の発売日は2月25日でした。
奇しくもホルストが亡くなったのも2月25日(ドイツ時間では先週金曜日)です。
天田さんの作品のことを初めて知ったのはホルストの手紙ででした。
私は9年ぐらいですが(あいだ3年ぐらい空いてますが)、今まで新譜のことでホルストがわざわざ手紙まで書いてくるというのは初めてでした。上司はもっと前から一緒に仕事してましたが、上司も初めてだと言ってました。多分、彼にとっても思い入れのあるプロジェクトだったのではないかと思います。彼が生きている間に完成した商品を見せられなかったのは残念ですが、大切に、一人でも多くの方に、このアルバムを紹介できればと思っています。