2009/9/26 release
MZCO-1202 (ONOFF)
¥2,600
あの夏の甘い記憶が、
セクシーなピアノの音色と共に甦る
ピム・ヤコブス、ルイス・ヴァン・ダイク、ジャック・ヴァン・ポールなどを生んだオランダ出身のピアニスト、マイク・デル・フェローが、ブラジルへの熱い想いを鍵盤に託したセンシティヴでディープなピアノ・トリオ・アルバム。エンリオ・モリコーネ、エドゥ・ロボ、ジョビン、イヴァン・リンスからアルビノーニまでの秀逸なカヴァー・センスも光るサウダージ感溢れる話題作!
オランダ人ピアニスト、マイク・デル・フェローの新作である。オランダのピアノ・シーンというと、ピム・ヤコブス~ジャック・ヴァン・ポール~ルイス・ヴァン・ダイク、さらにヨーロピアン・ジャズ・トリオのマーク・ヴァン・ローンへと続くメインストリームの良き伝統が存在し、他のヨーロッパ諸国とも違う同国ならではの特色としてわが国のジャズ・ファンにも親しまれている。マイクは2003年初の本邦リーダー作『ナイトフライ』のリリースや、トゥーツ・シールマンス・グループでの「ブルーノート東京」公演、あるいは「横濱JAZZプロムナード2004」へのトリオ出演によって、日本での知名度を高めてきた。今回このタイミングで新作が日本に紹介されるのは、年々活動範囲を拡大し、音楽家として成長を続けるマイクの最新の姿を伝える上で、大いに歓迎すべきことだ。・・・・杉田宏樹
マイク・デル・フェローを知るような人は、ピアノ・ウォッチャーというか、通人だ。~今回の作品は、MPB界で活躍するブラジルのトップ・ミュージシャンとのブラジリアン・ラテン・ジャズ・アルバム。マイクの真骨頂を日本のピアノ・ファンに知らしめる格好の一枚と言える。・・・山本 隆